カラーという技術。
小田急相模原
オープンセサミ
石澤です。
毎日たくさんのお客様の髪の毛を染めております。
お客さんとの会話の中で
お客様「ホームカラーは痛むから家でサロンのカラーやればいいよね(^ ^)」
確かにそれなら薬剤の代金だけで済みますし。
手軽に綺麗に染まりますよね(^ ^)
でも…
サロンでやるカラーがダメージを少なくするのは薬剤の力だけではないのです。
まずは色の選定。
お客様の前回のカラー履歴またはもともと持ってる色素《黒髪でもベースとなる色は人それぞれ》など総合的に判断して色を決めております。
アッシュにしたいからってアッシュどーん!!みたいな感じで染めてる訳ではないです。
色が決まったら次は薬を作ります。
1液+2液
1液は色です。
2液は過酸化水素水です。
日本はMAX6%です。あとは1〜3%など
根元の黒いところに対しては毛髪にも、寄りますがだいたい6%を使います。
そして毛先のもう染まってる部分にダメージを負わせたくないので優しい%で別のお薬を作って行きます。
そして次は前処理と言われるカラーを塗る前のトリートメント処理を行います。
ダメージ部分に必要なタンパク質を補っていきます。
次はカラー剤を混ぜます。
これすごい大事です。薬が滑らかになるまで《100回ぐらい》混ぜます。笑顔で混ぜます!
こうすることによって薬もしっかり発色してくれます。
適当に混ぜてる人がいた場合。
嫌味なぐらい混ぜ直します。
やっとこれで塗る準備ができました。
次は塗布です。
こごで重要なのが…
コーミング!!
梳かす作業のことです。
これが雑な人は正直カットも下手でしょう。
引っかかりながらぶちぶちやる人はもう鬼の形相で睨みます。
物理的なダメージは絶対に回避しなくてはなりません。
濡れてる髪はデリケートなんだよ!!
てか女性の体の一部でデリケートじゃないところなんてないです。
なので最上級に丁寧に扱いましょう。
塗り方もしっかりと毛髪を薬が包み込むように塗布してなるべく多くの酸素に触れるようにして放置します。
これでやっとカラーリングは終わりです。
何が言いたいかと言いますと。
薬剤だけで綺麗に染まる訳じゃなく。
その薬を最大限に発揮する。
技術!!!
美容師のテクニックによるものなんです。
次のカラーリングはこんな所を見ながらカラーリングしてまらったらきっと価値を感じてもらえると思います(^ ^)
まだまだ書きたいことはいっぱいあるんですがこの辺で。
参考にしてみてください。
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